• Ai

脳とエネルギー

糖という栄養素

私たち生き物は、生命を維持するために欠かせない栄養素がいくつかあり、その全てがお互いに連携しながら働いています。


中でも「脳」は、大量のエネルギーを消費する場所であり、脳における最重要栄養素は「糖」です。


2020年以降、コロナウィルス蔓延もあり、ファスティングや糖質制限は大きなブームとなり、効果(減量など)が出せるダイエット方法として注目を集める一方、健康を害してしまう方や癌の発症につながるケースが増えていることも事実です。


食に限ったことではありませんが、情報は善悪ではなく、メリット・デメリットの両方を把握した上で、自分にとって必要かどうかを、ロジック(知識)とフィール(感覚)で、判断することが大切だと思っています。



【ファスティングで考えられるメリット】

・食事と向き合える、自分の生活を見直すきっかけになる

・負担のかかる消化プロセスを休ませ、内蔵器官のリフレッシュ

・ストレスや運動不足などで、蓄積されている不要なものを排出

・肌質や便秘などの一時的な改善

・体重や体脂肪の減少 (過剰な場合のみ)

※いずれも短期間に限り、効果も個人差がある


【懸念されるデメリット】

 圧倒的な糖不足による

・血流の悪化と循環機能の停止

・エネルギーが作られない

・思考力と判断力の低下

・デトックスできなくなる=結果的に太る


脳の働き

脳には「糖」以外にも様々な栄養素が必要です。


身体の構造を考える時は、センスとイマジネーションを使うと、見えない世界が見えてくるのでおすすめです。



ヒトの脳をわかりやすくイメージすると、油のプールに浮かぶ柔らかな豆腐のようなもので、脳を守る「脂質」もまた重要な役割を担っています。


脳は大きく分けて大脳、小脳、脳幹から構成されていますが、その構造はヒトも動物(犬や猫など)も比較的近いといえます。


ヒトの脳の中で最も幅広い機能を担う大脳は、運動や精神活動の中枢で、考えることや知的感覚、学習や行動、情報の伝達などの重要な役割があり、全体の80%の重量を占めています。


小脳は、大脳の1/10以下というサイズながらも、大脳よりはるかに多い神経細胞を持ち、高度な機能を発揮する場所で、運動神経と連携し筋肉を司どり、手足や体幹の精密でスムースな運動をサポートしているのも小脳の働きによるものです。


大脳から続く脳幹は末梢神経系と繋がり「大脳からの全ての命令や情報の通り道」で、呼吸を含む生命のコントロールを行っています。


大脳辺縁系は、情動反応・記憶などに関わる扁桃体や海馬体を始め、多くの構造が含まれますが、大脳皮質と比べてより本能的な機能を担っているのです。


犬と人間の脳はそっくり?

例えば、犬の大脳辺縁系は、自分と世界の位置関係を理解するいわばパイプ役のようなもので、その情報提供の源は優れた嗅覚や聴覚などの五感(六根)から来ています。


犬の脳は、体重に対して約0.5%という非常に少ない割合ですが、血液の20%は心臓から脳に送られていることを考えると、その重要度はよりはっきりとわかりますね。


犬のコミュニケーションやトレーニングにおいて、大脳辺縁系のコントロールには大きな意味があります。


こちら側の要求を強制的に優先し、大脳辺縁系の働きをネガティブに抑え込んでしまった場合、興奮やストレスが増幅し、ドーパミンが大量に放出!


行動を抑制することが出来ず、問題行動へと発展するケースがほとんどです。


トレーニングにおける成功(人と犬が幸福感に包まれること)は、犬が本来持つエネルギーや本能的な行動を、プラクティスやコミュニケーションにより、ポジティブに引き出せるかどうかに委ねられています。


2016年に発表された研究結果では、犬の脳も人間と似た方法で情報処理を行っていて、「犬は私たちの想像よりずっと人間らしい」ということがあきらかになりました。


左脳で言葉の意味を理解し、右脳でイントネーション(感情)を処理するところも同じですね。


犬たちは、私たち人間の言葉の本質や魂を明確に理解し、判断して行動に表しています。


つまり、エネルギーや魂の無い表面的な愛情では「お見通しですよ、通用しません!」という事です。


他者との信頼関係は、自分自身の心理や行動を知り、コミュニケーションを通して共に成長していくことで作り上げられていきます。


カラダが健康であることは、この世界で肉体を持ち生まれた生き物にとって一番重要なこと。


エネルギー循環のスタートである「糖」の質は、栄養素ではなくエネルギーレベルを決める存在なのかもしれません。

閲覧数:47回0件のコメント

最新記事

すべて表示