• Chihiro

バクテリアと香り



私たちが日々洗濯したりお風呂に入ったり、歯磨きしたり掃除したりしているのは、実は突き詰めるとしているのはバクテリアの調整で、自分と仲良くできるバクテリアを、共生できる程よい数に保つための調整なのだと思うのです。


人間とバクテリアの関係でフォーカスされやすいのが腸内環境ですが、内側も外側も同じで、質の良い水分を適量補給し、必要な栄養を食事でなんとなく取れていて、刺激を与える強いもの(生成された調味料や化学調味料、酸化した油など)をそんなにとっていなければ、過剰に調整する必要もなくいい状態でいられるし、自分と共生する菌とのベストバランスを見つけ保てると肌も髪も美しく、健康な体でいる事が出来ます。


ベストバランスはもちろん人によって違って、例えば運動強度の高い生活をしている人なら食事もタンパク質が必要だし、その分洗浄効果の高い石鹸が必要になったりするし、その反対の生活ならば同じ石鹸では落としすぎかもしれません。


お散歩していると香水や柔軟剤の香りが強い人とすれ違う事があります。


もともと、香料が初めて使われたのはミイラの保存のため、殺菌や防腐の目的でした。その後ペルシャの哲学者アビセンナにより蒸留法が発明され、アロマオイルが抽出できるようになり、アルコールに混ぜたものが香水として広まり、特にルイ14世の時代に広く使われるようになりました。当時のフランスは治水状況が悪く、お風呂は贅沢で歯磨きできる環境も無いので大人は殆ど歯がなく、フケを隠すために髪の毛にパウダーをはたいたりしていました。当然体臭がするのでそれを隠すために香水が広まりました。


日本人はあまり体臭も無く、歴史的にみても豊かな水に恵まれ治水の文化が発達している国でみんなとても綺麗好きだと思います。楽しむために香りを使うのは素敵なことだと思うけれど、その質や使い方を私たちの文化や暮らしに合ったものにして、自分のベストなバクテリアバランスと合わせて考えてみると、自分のためにも、地球のためにも、いいことばかり、自分を知る事にも繋がっていきます。



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