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知識と理解

今年の1月にスタートした "NEWTRICK CLUB" 、これまで全7回に渡り栄養学の基礎をお伝えしてきました。


NEWTRICK とは、最先端(NEW)のスキルとセンス(TRICK) という造語で、生化学、量子力学、分子栄養学など、世界の最新のエビデンスや知識を元に、カラダとココロの栄養に関するお話をしていくコミュニティです。

どんな分野においても、知ることで見える世界があり、理解することで変わる思考があります。


日本語の "知る" と "理解する" という言葉は、似ているようで、意図することは全然違います。


「知る」とは、物事の全体を感覚的にとらえる場合に多く用いられ、「理解する」は、物事の内容を順序立てて、論理的に記憶することを指し、より思考に働きかけるアプローチです。


つまり、知る→理解する→知識になる、という様に活用の段階が変わります。


脳の働きとアプローチ方法

言語を理解する脳は、大きく分けて3つに分かれ、連動して働いています。


・前頭葉【運動性言語中枢 ブローカ中枢→話す】

・側頭葉【聴覚性言語中枢、感覚性言語中枢 ウェルニッケ中枢→理解する】

・後頭葉【視覚性言語中枢→見たものを伝える】


さらに、言語の意味は実際の経験や体験と同じ神経回路で理解されており、経験の有無によって理解度も大きく変わります。

例えば専門性の高い情報が入った時、脳が難しいと感じた場合はどの様に対応すると理解度が深まるのでしょうか。


他の情報、自分の経験や知識との比較を行い、バラバラの情報を結合する

・言葉や概念、物事の関係性や連動性についてイメージで考えてみる

・理解できない点に関して、パズルを完成させる様に、不足する内容の補足を行う

・図や表、絵や写真など文字ではなく想像力を使う


アプローチ方法は人それぞれで、自分に合う方法さえ見つかれば、大抵のことは脳が理解するというところまで持っていってくれます。


私の場合は、新しい情報を見たり聞いたりして理解する時は、頭の中にマップが描かれ、そこから枝分かれさせてすべてを繋げていくと言う形をとります。


更にイメージを実際に手で描いて記憶に定着させ、アウトプットすることで知識に変換させる、というルートを辿ります。


過去のブログ 記憶とスキルの定着 もぜひ!


個々に合った方法を発見できれば、8割理解したのと同じで、即戦力という名の知識になるのだと思います。


興奮という情報伝達

生き物の脳は、物質でできていて、エネルギーを用いた化学反応により支えられています。


神経活動は化学的な反応で、分子を介して情報を伝え、ナトリウムやカリウム、塩素など、荷電されたイオンが細胞へ出入りするこが電気的な変化となります。


神経の伝達は一言で言うなら興奮であり、神経と神経のつなぎ目のシナプスと呼ばれるところで起こります。


一方の神経から神経伝達物質という分子が放出され、受け手の神経細胞の膜にある受容体に結合して変化し、細胞の外からナトリウムなどのイオンが細胞内に流入させます。


「人間の体は電気でできている、エネルギーとはとても科学的なもの」と言う話をよくしますが、一見すると関連性がないものも、栄養学や科学との連動性が高いことが分かりますね。

栄養学はカラダの健康やエネルギーに関わることはもちろんですが、理解する、知識として活用すると言うところまでしっかりサポートしてくれる力があると思っています。


BALANCING LABO では、私たちが面白いと感じることを発信し、いつも新しい取り組みを楽しみながら考えています。


11月のNEWTRICK CLUBは、ホルモン#1をテーマに、新しいセクションに入っていきます。

詳細は改めてお伝えします。

今後も、皆さんとの素晴らしいセッションの場にして行けたらと思います。


いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます!

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