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生き物の協生

更新日:7月17日

私たちの暮らす地球には、たくさんの生き物がいます。

環境劣化や自然保護の観点で語られる「生物多様性」とは、国連が定めたSDGs(Sustainable Development Goals)においても大きなテーマとなっていますが、そもそも多様性とはどんな意味を持つのでしょうか。


オックスフォード英語辞典によると、多様性(diversity)とは「互いに非常に異なる多くの人や物の集まり」と定義され、それは人間、植物、動物など生き物全てに関連しています。


近年、日本でも "動物の尊厳を守る" という考え方と共に、その向き合い方が変わってきていますが、先進国であるドイツと比較してみると根本的な考え方が異なることがわかります。


ドイツでは、動物愛護の父、アルバート・クナップ牧師(1798~1864)が、「動物は人間の所有物ではない。人間と同じ痛みを感じる存在である。」と唱え、なんと200年前に保護施設を建設し、「動物は社会に欠かせない一員である」という考え方が国民に深く根付いています。


また、動物だけでなく、オーガニックや衣食住への向き合い方、仕事と家族の比重、何のために働くかなど、先進国としてお手本になることがたくさんあり、個人的にはモノの持つ信頼性も非常に高いと感じています。

共に暮らす動物たちは人間と同じ権利を持つ家族


国全体のエネルギーレベルの高いドイツでは、基本的に犬との行動が制限される場所が少なく、自由度が高いため、人間と犬の関係性も対等であり良好です。

(人間の意識の高さや行動心理への理解力が高く、一定のハンドリングは当たり前に誰でもできるからこそ自由がある)

更に、犬と暮らすために、人間が守らなければならないルールが存在し、この3つはその一部です。

  • 犬を一人で、長時間留守番させてはいけない

  • 外の気温が、21℃を超える場合は、車内に犬を置き去りにしてはいけない

  • 1日最低2回、計3時間以上、屋外やドックランへ連れていかなければいけない 

※1つ目と2つ目は全犬対応、3つ目は犬種、年齢、健康状態等犬の個体差による違いあり

ここで大切なことは、「法律やルールだから守らなければならない」という感覚ではなく、当然のこととして受け入れているという思考にあります。



ドイツという国の人々が、政府や企業に対して、尊敬や信頼と同じくらい厳しい視点を持つのは、「大切な家族や自分の人生を守れるのは、自分自身である」という動物的で合理的な考え方の表れで、自らが声を上げ主体的に動くことも、柔軟な変化=フレキシブルな思考を作り上げることにつながっていると思います。


生き物が感じる幸せは、対象物や見る角度により異なりますが、全てが尊く、そこに正解や不正解はありません。


多様性とは、考え方、食べ物、生き物など、誰にも何にもジャッジされることなく、喜びと共に協生することだと思っています。


それこそが自然な循環であり、良質なエネルギー交換であり、本当の意味でのサスティナビリティではないでしょうか。


今日もこの世界で暮らす、すべての生き物たちが、より幸せで健康でありますように。

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