• Chihiro

「からだを触る」ことの大切さ


物理的な体の健やかさを保つために、何を食べて生きているか、自分に合った適度な運動が生活の中にあるか、と同じくらい大切なのが、「からだを触る」という事です。


自分の手を使って自分の体を触るとたくさんの事が分かります。


・温度(表面の温度、深部の温度)

・硬さまたは柔らかさ

・肌の質感


◉温度

外気の温度によってもちろん変化はありますが、冷えている場所は血流が悪い、または殆どない場所です。

特に消化器官である内臓があるお腹が冷えている場合、内臓の働きが極端に低下しているので、食べたものが消化出来ず栄養として吸収できなかったり、質の良いお水を飲んでいても排出がうまく出来ず使う事が出来なくなっています。質の良いお水の補給の大切さは前回のPostで詳しく説明しています。


ぎゅっと握るように体を掴むと、表面の温度と深部の温度を感じる事が出来ます。表面が温かくても深部がぬるい、または冷たいと感じる方は内側が冷えているので、これも内臓の冷えで動きが悪くなっています。


表面温度が高いと暑く感じるし、冷たいものが飲みたくなります。でも、表面が暑い→温度を冷まそうと内臓が冷える→冷たいものが入ってくる事でさらに内臓が冷える という悪循環になるので、暑いと感じている自分のどこの温度が高くなっているのか知る事が重要です。


耳の温度も健康の目安として分かりやすく、外が寒いわけではないのに耳が冷えている場合は体の血流が悪いです。


◉硬さまたは柔らかさ

健康な人は柔らかく、脂肪が固まって癒着していると硬く、握ると痛いです。日常での運動強度や、体の使い方の癖で動いていない場所は癒着が酷くなります。脂肪が固まり癒着している場所は血管が細くなり、血流が悪くなる事で栄養が届けられず、血が流れていないので冷えていき、さらに硬くなっていきます。このような癒着した状態になると血流が悪くなっているので内臓はうまく働く事が出来なくなります。


頭皮も同じで、脳はいちばんたくさんの栄養を使うので血流が大切で、頭皮は顔の皮膚と同じくらい柔らかいのがいいと言われています。硬くなっている場合前後左右に表皮を滑らせるようにマッサージしているとだんだん柔らかくなってきます。


◉肌の質感

脂肪が固まったり、温度が低くなったりして血流が悪いと、栄養が届けられず肌のターンオーバーが上手くいかないので、肌がざらざらしたり、くすんだり、硬くなったりしてきます。


この3つの視点からだけでも、「からだに触る」というだけで、自分の健康について重要な情報がかなり分かります。動きの悪い場所は固まって、冷えて、血流が無くなり、それは体の使い方の癖と関係しているので、気づいて改善しない限りなかなか変わりません。


ストレッチなどで、自分の固い場所を自覚している方は、その場所と体の冷えや硬さは繋がっていることがきっと触る事で分かると思います。


これを改善するために、強いマッサージはあまり必要なく、

・全身の状態を毎日触って確認する(状態は日々変化します。)

・体の表面の皮膚や脂肪を横に滑らせるようにマッサージして隙間を作る

・癒着がひどい冷えている場所は手のひらで包み込んで掴むようにマッサージする

というのが効果的です。


わたし自身も以前はそう思っていたのですが、お腹は内臓がむき出しのような状態だし、押すと痛かったりするのでマッサージしてはいけないのでは?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、マッサージしてほぐしてあげた方がいいです。


時々プロの手を借りるのも良いですが、毎日のセルフケアに優る健康法はありません。


血流がよければエネルギーの流れもよくなり、良いことしかないので、一生毎日一緒に過ごす大切な自分の体に目を向けて、愛しんで大切にしてあげてみて下さい。

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